平成9年度 「広域国際交流圏における国際空港基盤整備のあり方に関する調査」

 

調査の目的

 新しい全国総合開発計画「21世紀の国土のグランドデザイン」では、地域の自立的発展のためには国土に複数の「広域国際交流圏」を形成すべきとし、そのためにアジア・太平洋地域を始めとする諸外国とのアクセス性を高める国際交通施設の全国適正配置を目指すとしている。既存あるいは新規に整備される国際空港がその機能を十分に発揮し、それぞれ十分な需要を維持し、利用者にとって使いやすい空港であるためにはどのような課題があるのかを調査・検討し、広域国際交流圏の形成に資する今後の国際空港のあり方を想定することを目的として、本調査を実施した。

 

調査の概要

 調査項目は次のとおりである。

 1.わが国における国際空港の利用実態

  1)国際航空旅客の実態と利用目的

  2)大都市に集中する国際空港利用者

  3)改善の進む空港アクセス

  4)進展した地方空港整備

5)国際空港の整備課題

 2.航空会社及び航空旅客からみた地方空港の評価

  1)航空会社の空港選択要因

  2)旅客の空港選択要因

3)地方空港の評価

 3.国際空港を取り巻く環境変化と将来見通し

  1)環境変化

  2)将来見通し

 4.広域国際交流圏における国際空港機能整備のあり方

  1)広域国際交流圏における空港の役割

  2)国際空港整備の考え方

  3)施策のあり方

 

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